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人権啓発

シリーズ:シリーズ映像でみる人権の歴史

第3巻 近代医学の基礎を築いた人々

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江戸時代の医学や化学といえば、「鎖国による遅れ」のみ意識しがちです。しかし、江戸中期になると新しい動きが始まります。医学では、漢方医の中から山脇東洋が、日本初の医学解剖を実施し観察しました。
もちろんそこには、西欧の書物がしだいに入ってきた影響もありました。山脇の17年後に解剖を実見した杉田玄白は、手に「ターヘル・アナトミア」という洋書を持って解剖を見学し、内臓一つ一つをその図と引き比べ、正確さに感動しています。玄白たちが、その解剖書を苦労して翻訳し「解体新書」と名づけ世に出したことはよく知られています。
しかし、そのとき実際に臓器を解剖して見せたのは、当時「穢多」と呼ばれ、差別されてきた人々でした。山脇東洋のときもそうでした。部落の人々は、動物などの死体を処理する仕事を続けてきた結果、人と動物の内臓を熟知していたのです。東洋も玄白も、井家具の「内発と外発」の接点に立つことで、大きな成功を手に入れたのでした。
そこには、大切な命と向き合い、生きてきた人々の知識と技術に敬意を払う2人の医師の姿があったことをこのDVDでは貴重な原書などを取材し描きました。

対象単元:小学校社会科「第6学年」(1)(1)カ 、中学校社会科[歴史分野](4)近世の日本 エ 、小・中学校「特別の教科 道徳」「特別活動」

DVD 66,000円[C#]

解説書・指導の手引 / 17分 / 2015年


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