シリーズ:シリーズ映像でみる人権の歴史
シリーズ映像でみる人権の歴史第2巻
江戸時代の身分制度と差別された人々
かつて教科書は、身分秩序を「士農工商えた非人」と示し、部落はその「最底辺」に置かれた存在として「身分は江戸時代に作られた」と書きました。しかし、最近の教科書では「士農工商」という表現そのものがなくなり、部落についても、社会の下ではなく、「ほかに」「別に」「異なる」と表す教科書が増えています。また、身分制度は江戸時代に突然つくられたわけではなく、中世から引き続いてきたものという記述が多数となりました。このDVDでは、中世に始まったすべての身分が、居住地や税制、戸籍などで身分を固定され、江戸時代に「制度化」されたことを分かりやすく解説し、すでに間違いと分かり教科書から消えた「士農工商えた非人」の図式に代え、積極的に新しい図式を提示しました。それを示す具体的な例として、穢多頭・弾左衛門や様々な絵図をとりあげました。
また、部落差別の学習を通して、「イジメ」の問題を考えることや、中学生以上版では「非人」の存在を現代の「ホームレスの方々の人権」と関連させ発展的に学習できる工夫を加え、江戸時代の身分制度が決して現在の社会問題と無関係ではないことを示唆しています。
DVD | 66,000円[C#6596] 学校特別価格18,500円 |
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解説・指導の手引・資料類をPDF形式で収録 / 15分 / 2014年
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